慶應義塾大学医薬学部ラグビー部

今日の結果は残念だった。

落胆している部員も多いだろう。

敗因は何か？

最後に蹴りだせなかったことか？最後の最後に反則をしてしまったことか？

そうではなく、あの状況を作り出してしまったチーム全体に原因があるだろう。

自身の悔やんでいることを挙げてみる。

自身の反則をなくせていれば。

チームに反則をなくす意識をもっと徹底させていれば。

なぜあの時門野さんに「早く蹴れ」と言えなかったか。

その前に飯田に「フェアキャッチしろ」と言えなかったか。

高原のパスが継続できていれば。

原のオフロードパスが通っていれば。・・・

挙げれば無限に出てくる。

主将である矢崎は特に責任を感じているだろう。

「俺の責任だ」というのは簡単だ。

大事なのは、失敗を踏まえ、改善策を提示し、実行することだ。

責任とはそういうことだろう。

今後は特にルールと、残り時間と点差を考えたゲームメイクの周知を図らなくてはならないと感じた。

これはラグビーの経験が一番長い自身の使命であろう。

慶應義塾大学医学部薬学部看護医療学部蹴球部は

改善策を考え、提示し、実行することができる人間の集まりだと信じている。

笹尾さんには申し訳ない思いをさせてしまった。

必ず這い上がります。

6年間お疲れ様です。ありがとうございます。

明日は本当の今シーズン最終戦、下位入れ替え戦対日大松戸歯学部戦です。

今年は三部優勝二部昇格を目標にしてきたものの

結果、下位の入れ替え戦になってしまったのは僕の責任が大きいです。

宮野コーチが教えてくれているラグビーは大変なものではありますが

それは絶対に勝てるラグビーです。

僕らのラグビーは継続し続けることが必須です。

しかし、継続することだけにとらわれて

ラインが浅くなってスピードが乗せられなかったり、安易なところを攻めるなど縮こまるのではなく

明日はどんどん積極的に攻めよう！

そのなかＯＦの一回一回大事にして

無理なパスは絶対ほうらない、ボールがこぼれたら必死にセービングする、サポートに早く入るなど

基本プレー必死にやろう！！それでミスは減るし、ミスをミスのまま終わらせるのは絶対やめよう。

ＤＦはセット、ノミネート、ステイワンメーター、アップをし続けてプレッシャーをかけてターンオーバーしよう！

明日は今年やってきたことを信じて

最初からトップ、最後の最後まで全力でやりましょう！

僕はキャプテンシーはないし、ラグビー知識もないし、メンタルも弱い

キャプテンとして何一つよくなかったと思います。

今更こんなこと言っても明日急に変わるのは無理です。

せめて

明日の試合は

笹尾さんを送り出すため

後輩に引き継ぐためにも

自分の全力で自分の仕事をやり切ります。

きつい状況こそ僕がランナーでゲインします、タックルをガツンと入って青天させます。

明日はプレーでチームを引っ張ります！

そして必ず勝ちます。

今シーズン最終戦よろしくお願いします。