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部員リレー日記

今年の最初に「もしドラ」を読んでしまったので

投稿日時:2011/01/08(土) 00:00

モンノです。

書くのが遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。


さて、昨日の納会をもって2010年度笹尾組が終了し、2011年度阿部組が正式に始動しました。

今年度も主務となりましたが、阿部をはじめとする幹部、そしてプレーヤー・マネージャー全員を裏から支えられるような存在になりたいと思っております。

また、個人的には幹部として「結果の出せるチーム」を作るためにはどうすればよいかという問題に対しての答えを見つけて、それを実行したいと思います。


昨年度は本当に良いチームだったと思います。

人数も増え、全員がほとんど全ての練習に参加し、チームの雰囲気もよかった。

そしてオフェンス面では最後まで手探りでしたが、モールやとにかく前に出るディフェンスといった戦術面での基礎となる部分もできつつありました。

でも、勝てなかった。

「良いチーム」が「勝てるチーム」ではないというのは僕にとって衝撃的でした。

笹尾も本当に悩んだと思います。


チームというのは脆いものです。

考え方も、趣味も嗜好も、何もかも違う30人が完全に足並みを揃えて歩くというのはとても難しいことです。

簡単にバラバラになることができます。

ましてコーチなどの指導者がいないうちのチームでは尚更です。

そのためにはキャプテンが本当にしっかりしなくてはいけません。

そして幹部も、上級生も、下級生も、プレーヤーもマネージャーもFwもBkも全員がしっかりしないといけません。

そうでなければ簡単にこのチームは壊れてしまいます。


昨年、公式戦で勝つことの難しさを全員が身に染みて感じたと思います。

「良いチーム」が「勝てるチーム」とは限りませんが、「勝てるチーム」は「良いチーム」なのは間違いないと思います。

まずはチームを良くするためにそれぞれが自分は何ができるのか、そしてこのチームが勝つためには何ができるのかをオフの間によく考えてみてください。


「わかってる 経験ある こんな状況 何もできない存在としての自分

どうすべきか知ってる

口を閉じて

ただ脚を…じゃねぇ 腕を動かせ!!

いつか必ずやってくる…

「できるようになる」瞬間まで―――」

(「リアル」10巻より)


脊髄損傷で車椅子での生活となってしまった元プロレスラーのスコーピオン白鳥という登場人物がリハビリの過程で壁にぶつかったときの言葉です。

最近プレースキックを練習しているのですが、その時によく思い出す言葉です。

ウェイトや自主練、マネージャーの仕事で壁にぶつかってしまった時の助けになればと思います。

あと、プレーヤーもマネージャーも「もしドラ」を読むと何か得られるかも知れません。

部室にあるのでぜひ。


最後に阿部・澤田・矢崎・あきこさん。

引用ばかりで申し訳ありませんが、何年か前のこのブログでの杉さんの言葉です。

「チームの一人でも信じないベストよりチーム全員が信じたベターの方がはるかに強い。」

そんなベターをチームに示せるような幹部となりましょう。


長文となってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

もしコメントを頂けるならば「真面目か!」以外でお願いいたします。


次はゆうこさん、「マネージャーを引退して」というテーマでお願いします。

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(ブログタイトル:部員リレー日記~慶應義塾大学医学部ラグビー部~)